5年前の自分
スピリチュアルセラピスト翡翆です。
今日、何気に
『もう今年も終わるんだな~』
と、感じました。
思い返せば5年前の自分
抜け殻だったな・・・とか
未来の事とか
何も考えられないくらい心が死んでたな・・・とか考えてました。
5年前
正月早々の流産
退院してすぐ子宮内感染で大量出血
高熱、腹部の激痛で倒れ即入院
心晴れぬ日々を数か月過ごし
突然友人の訃報の知らせ・・・
5月には
大好きな父の癌が転移
物凄く落ち込んだ・・・
また、あの治療が始まるのか・・・
今度はもっとツライ治療になる事が耐えられなかった。
抗がん剤治療と、放射線治療を続けながらも
父は仕事をした。
入院治療以外は作業服をいつものように着て仕事をしてた。
『納期に間に合わせないと信用されん』
お見舞いに行っても何か書いてた。
仕事の段取り。
癌が転移してからは本当にツラそうだった。
10月の終わり頃
父のお見舞い帰りに実家へ寄った
祖父母の部屋に行って驚いた
おばあちゃんが・・・
顔色は真っ青で
お腹が痛い・・・
でももう手術したくない
と言って来た。
祖母は以前何度か腸閉塞で手術をしてたから
まただ・・・って分かっていたんだと思います。
『でも病院行かなきゃ!!とりあえず病院は行こう』
無理矢理連れて行き
結局11月14日に亡くなりました。
朝方、病院で・・・
それも父と同じ病院で・・・
もうその頃には
父の癌は骨にまで転移
それでも仮退院し、おばあちゃんの喪主を務めあげました
その約3週間後
父も旅立って逝った
皆に看取られ
最後に駆け付けた私を待っていたかのように
永眠しました享年60歳
誕生日を迎えたばかりだった・・・
この時ばかりはさすがに
神も仏もあるものか・・・と
お葬式も何もかも終えた後
抜け殻になった自分が居ました
現実逃避・・・
もう何も考えたくない
会社に長期休暇届けを出し
海外に逃げ込もう
一人、スリランカへ行こう
全て手配し、何もかも準備が整った矢先
出発2日前
母からの電話
『おじいさんが・・・もう・・・ダメかも知れない』
嘘だろ・・・
どんだけ続くんだ・・・
何なのこれ・・・
スリランカ滞在全てキャンセル
何もかも全部キャンセル
おじいちゃん・・・
病院のベッドで、呼吸も苦しそう
先生も『もって2、3日でしょう』と・・・
ところが・・・・
1週間も経たないうちに、おじいちゃんがどんどん回復
先生もビックリ!!
皆ビックリ!!
そして嬉しかった。
私のおじいちゃん。
今も健在。デイケアに行くのが楽しみなおじいちゃん(*^_^*)
私は守られたのだと直感で感じました。
抜け殻の自分が、一人で海外へ行く事を
おじいちゃんを通じて、ご先祖様、おばあちゃん、オヤジや子供たちが
必死で守ってくれたんだと。
ありがとう。みんな・・・