困難や壁にぶち当たった時

スピリチュアルセラピスト翡翆です。


中国が漢と呼ばれていた頃の話しを少しだけ・・・

敵国との戦いで、一人の兵士が肩に傷を負ってしまった事がありました。
仲間の兵士たちは
『災難だったな』
と、慰めの言葉をかけたそうです。
すると、その兵士は
『こんな傷、5年前、背中に矢が刺さった時の重傷に比べたら大したことは無い』
と答えたんです。
その後も傷が癒えた後再び戦いに行くのですが
今度は傷こそ負わなかったものの、敗走を余儀なくされてしまい
真夏の蚊の多い洞窟の中で3日間飲まず食わずの生活を余儀なくされました。
その後、仲間の兵士に救出され、慰めの言葉をかけられるのですが
『こんなこと以前に敗走をしたことがあるが、その時は真冬の洞窟の中で5日間飲まず食わずの生活だった。それに比べたら大したことは無い』


このストーリーには
逆境や苦難に打ち勝つ上での大きなヒントが隠されていますね。


今、自分が置かれている状況がどんなに悪くても、過去にもっと悪い時期があった事を思い出せば、大したことじゃないように思えてくる。
今回もきっと乗り越えられると言う確信が持てる。


もし、あなたが今、営業不振で悩んでいるとしたら
過去、もっとひどかった時の事を思い出してみて欲しいのです。
そして、それを乗り越えた時の事も。


資格試験に臨む時、自信が持てない人も、学生時代必死で勉強して無事、希望校へ進む事が出来た時の事を思い出して下さい。


たくさんの苦しみに襲われた時も、必死になって乗り越えて来た事全部。
思い出して欲しいのです。


人生で一番ツラくて苦しいという事は滅多にありません。


過去に、もっとツラくて苦しかった事が必ずあるはずです。
それでもあなたは乗り越えて来たんです。
乗り越える事が出来たのです。


だから自分自身に言ってあげて下さい
『今回も絶対大丈夫!!』