彼が最近冷たい気がする…

メールが無い…

プレゼントしたのにお礼の言葉すら無い…

彼に不満を言おうと思っても、「こんな些細なことで腹を立てるのって大人気ないと思われる」と尻込みしてしまい、更にはこんなつまらないことでいちいち悩んでいる自分が嫌になってしまうのです。

何故こんな些細なことですぐに傷ついてしまうのか？

一言で言えば、それ以上に悪いことが無いからです。

極論ですが、難病に冒されてしまったとき、いちいち小さなことで悩んでいる暇などありません。
死ぬか生きるかという難題に直面しているとき、他人が気を遣ってくれなかったなどということは、全くとるに足りないことです。

これは極論ですけどね。

だけど、小さなことに敏感に傷ついてしまうのは、それ以外の状況が恵まれているからです。

「会社の同僚と気が合わず、毎日イライラしている」という人は、少なくとも社会に出て働くことが許されていますよね。

仕事が欲しくても見つからない人もいます。
病気やケガで働きたくても働けない人もいます。

同僚にイライラすることが出来るのは、働く場のある人だけに与えられた権利なのです。

幸せを実感してこそツライことも受け入れることが出来ます。

ツライことをしっかり受け止めてこそ、そこに差し込む一筋の光がくっきりと浮かび上がるのです。

幸福と不満は、常にセットなのですよ。

不満があるからこそ幸せを感じられる。
幸せだからこそ不満も生まれるのです。

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